【蟹座満月】「『古風なわたし』を慈しみ、『新たなわたし』と手を繋ごう」2017年1月12日
星お起しのクリスタルヒーラー 木星です。
2017年1月12日 20:33 蟹座の満月。
今回の蟹座満月のテーマは「『古風なわたし』を慈しみ、『新たなわたし』と手を繋ごう」
新月 : 太陽 (意志・行動)が主役 ― 月は太陽に呑み込まれる
満月 : 月 (心・在り方)が主役 ― 月は太陽に照らし出される
をベースに、月視点、太陽視点、両方からこの満月を、紐解いていきましょう。
「月視点?太陽視点? 初めて聞きました。それなんですか?」て方はこちらね。
≫≫【蠍座新月】
≫≫【新月・満月のしくみ】
≪月(心・在り方)から読む蟹座の満月≫
ホロスコープの中で一番目を引くのは、月・太陽・天王星・木星のグランドクロス。アスペクト群の中では最も葛藤が強い大四角形です。
蟹座の月は、主観的な感情・内観
を意味。さらに蟹座は民族的なルーツを示しますから、その主観は、長い年月の間に魂に刻まれた「年季の入った主観」です。
対人、パートナーシップを示す7ハウスに、
火星:男性性
金星:女性性
が位置。
金星は、
海王星:癒し・過去世と合。
火星は、
カイロン:痛み・強い葛藤
と合で、月に影響を与えています。
つまり、ここで浮き彫りになる民族的なテーマとは「男女の在り方」なんですね。
夫、妻、恋人、父親、母親、義母、義父…。こうした相手と深く向き合うことで、自分の中にある「固定観念」に気づくとき。
日本文化に代表される女性像、奥ゆかしさ、気配り、母性的な優しさなど。
まだまだ残る周囲の暗黙の要求に、息苦しさを感じる。
また、自分自身がその価値観にしばられて、自ら悲しみの中に溺れることも。
結婚制度を例に挙げると、貞淑でないことは罪、妻・母ならここだけは守りたい…そんな日本特有の価値観が、あなたのたましいを縛り、葛藤を生むかもしれません。
男女間に限らず、女性同士、男性同士の間でも「暗黙の気配り」や「暗黙の配慮」を求められたり、「男なら〇〇だろ?」と言った圧を感じる場合もあるでしょう。
「約束」とか「裏切り」とかもテーマで、この言葉に囚われ感があるなら、そもそも「何を守りたいのか」「何を願いっているのか」を自分自身に問いてみて。
同時に、自分の中にある昔ながらの女性像に「ほのかな価値」を感じ、「古風な自分」を慈しみたくなることも。
「今のままでいいじゃない」なんて感情が生まれたら、自分自身をぎゅっと抱きしめて、ただ受け入れてあげましょう。パートナーや大切な相手に、抱きしめてもらうのもいいですね。
一方で「理由はわからない、ただこう感じる」「これがわたしの願い…」といった感覚が、強く溢れる時でもあります。
「理由なき直感」は女性的な感受性で、これを軸に
自分を打ち出すこと。
言語化し、表現すること。
意志をもって、動くこと。
そんな意欲が湧きますが、根拠がないだけに、あなたは立ち止まってしまうかもしれません。けれど、そんな迷いをどこまでも吹き飛ばせと、
天王星:変革・時空を超える
天秤座:社交性・円滑なコミュニケーション
が激励します。内側の葛藤は、あなたの心を揺さぶる相手との、対話によって切り開かれる。天体たちはそう語っています。
≪太陽(意志・行動)から読む蟹座の満月≫
人との向き合いはまさしく「行動」でから、ここからは太陽視点から紐解いていきましょう。