マスク警察・〇〇警察

●「こうするべき」が強まっている。そいつをゆるめて

どうやらあなたは、ルール、法律、倫理、伝統などの観点で「こうあるべき」と言う気持ちが、強まりすぎているようだ。

「せめて、子どもは大学まで行かないと…」「政治家である以上、国会で居眠りすべきじゃない！」「みんな、もっと環境問題について真剣になるべきだ」「お客さんにはできるだけ丁寧に接しなきゃ」たとえばこんな風に。

「いやいや、とんでもない！わたしはむしろ、ルールにこだわり過ぎてる人に怒ってるくらいだよ。マスク警察なんて本当に迷惑。マスクしてないだけで注意してきて、ウンザリしてるんだ！」なんて呟いた人もいるかもしれない。

ふふ、だがね。あなたは恐らく「マスクを頑なにつけている人」に対して、批判的なんじゃないかい？　

あなたなりのルール。そいつを心の中で、こっそり押し付けている場合も、人から「～べき！」の仕打ちをくらうものさ。

さあ、あなたが無意識に「こうすべきだ」と思っている、その手をゆるめて。ゆったりとお風呂に入る、ストレッチをする、３度ほど、ふかーく深呼吸をするのもお勧めだ。

身体の緊張を解いて、いつしか強くにぎり過ぎていた「～べき」から、まずは自分を解放してあげるとき。