エンジェルナンバー３０・０３

●「弱さ」を受け入れることで、大きな変容が起こる。

「強い人が好き」と、あなたは言うかもしれない。強くて、自立していて、輝いている誰かさんに、あなたは実際、憧れているかもしれないね。また、自分もいつだってそんな風に、堂々とタフでありたいと感じているかもしれない。

だがね。どうやらあなたの中には、かけがえのない繊細さが、眠っているようだ。神経が鋭敏で、臆病で、ヒリヒリと痛みを抱えた子が、うずくまっているようだ。しかし、僕に言わせりゃ、この子はちっとも弱くない。

人間であれば必ず存在する「弱さ」を無かったことにしないで、しっかりと痛みを感じてうずくまっているその子は、むしろ生命力にあふれている。自分の弱さに鈍感な連中より、うんとたくましい存在だ。

さあ、「強くあろう」なんて、武装して生きるのはやめて。あなたの中にある痛んだ幼子を助けに行こう。強い誰かを真似するんじゃなくて。弱さを含んだ、あるがままのあなたを抱きしめる。そうやって、命に正直な人生を歩もう。

もし、あなたの家族が病気がちだったり、障害を持っている人と縁があるなら、このお知らせは、ちょっぴり急務かもしれない。

あなたが自分で「弱さ」と言うレッテルを貼ってしまった、自身の「繊細さ」を、すぐにでもレスキューするタイミングだ。ひょっとすると、子ども時代の痛み、過去世のトラウマを癒すために、ディープヒーリングをする時期が来ているのかもしれない。

いいかい？「前向きであろう」とか、「動けば、すぐ忘れる」なんて、アタマで処理しようとしないで、立ち止まり、休んで、じっくりと内側を見つめてあげて。癒しの時間の尊さを、今こそ思い出すときだ。