エンジェルナンバー９０・０９

❶と❷は似ているが、❷の方が少しばかり難易度が高いだろう。あなたのしっくりくる方を、選んでくれたまえ。

❶他者の言葉を聞きすぎているかも。

あなたはどうやら、今の自分には必要のないものを、受け取ってしまっているようだ。他者の言葉、無言のSOSや願いに、あまりに耳を傾けすぎてしまっている。

そいつは、両親の期待かもしれない。お客さんの何気ない要望や、クレームかもしれない。友達の小さなSOSかもしれない。

ひょっとするとさ。このサイト『モッくまの星使い辞典』に出てきた、手厳しい指摘かもしれないんだ。

いいかい？親しい相手の言葉だって、尊敬するあの人のアドバイスだってさ。「最後にどうするか」を決めるのは、あなたじゃなきゃ、人生つまらないじゃないか！

だってさ。他人の言葉に従い道を決めたとき、もし、上手くいかなかったら、あなたはどう感じると思う？

「お母さんが、公務員になりなさいって言ったからなったのに、死ぬほどつまらない。この30年間どうしてくれるの？」

「お客さんの要望に応え続けていたら、病気になった。あのむちゃぶりが原因だよ…」

「信じてた占い師が、相性いいって言ったから結婚したのに、ケンカが絶えず不幸。どう責任とってくれるんだろ…」

そんな風にさ。他者の言葉で決めたが最後、行動の結果、招いたことを、その人のせいにしてしまう。

たとえ、上手くいったってさ。人の意見ばかりに従っていたら、自分で自分の人生を決めていない分、いつもどこかで不安定だ。

だがね。もし、あなたが自分の意志で決めて、選択したなら。

たとえ〝上手く〟いかなかったとしても。いわゆる、失敗したとしてもさ。あなた自身は自分の人生に、誇りを持っていられる。「失敗してしまった。けれど、わたしは自分でこの道を選んだんだ」と、瞳には命の炎を燃やしたまま、前を向いていられるんだ。むろん、成功したときの喜びは、ひとしおさ。

さあ、これ以上、他者の忠告や願いに耳を傾けるのはやめて。あなた自身の人生を、自らの意志で決めるときだ。失敗も成功も、自分の意志で導いたとき、あなたの魂は誇り高く輝くのだから。

❷鏡の法則を捨てるとき

誰かの言葉やふるまいに傷ついて、「わたしの何が、こんな現実を引き寄せているんだろう…」なんて、悩んじまうこと、あるよな。スピリチュアルを学んでいると「現実は、わたしの内面の鏡」なんて言葉がついて回る。そうして、苦しい体験をしたときに、自分自身の在り方を責めちまう。

どうやらさ。そんな考え方を、今ここじゃ捨てるタイミングだ。

他者の言葉。それがどれほど残酷なものであっても…。あなたがそいつを受け取って「自分事」としなければ、あなたは傷つかない。「わたしは、あなたの問題を受け取らない」と、決めてしまうこと。

マハトマ・ガンジーの言葉「わたしの許可なしに、誰もわたしを傷つけることはできない」こいつを、いよいよ実践する態度。同時に、相手を見下すことなく、相手の人生もまた、尊重する態度。懐には深い愛を併せ持つこと。そんな在り方を、いよいよ自分のものにする時がきている。

まあ、ここまで読ませておいてなんだが、「めんどくさ…」と感じたら、無理してやらなくったって構やしないさ。ガンジーのような生き方は、自分自身が「そのように在りたい」と、しっくりきて初めて成り立つものだもの。いい子ぶる必要なんてない。面倒なら面倒で、うっちゃっておけばいいのさ。