ビックマウス

アドバイスは２つ。目を通して「なんか、嫌…」、「モヤッとした」と感じたら、残念ながらそちらが該当している可能性が高い。また、２つともあなたのテーマってことも、十分あり得るだろう。

❶夢見る心を思い出す

いつの間にか君は、ずいぶんとリアリストになっちまった。

過去の経験ばかりを参考にし、現実問題とやらに目を向けて、頭の中でソロバンをはじいて。「まあ、わたしは、オレは、こんなもんだろう」とため息をつく。

かつてのあなたは、ほら、大きな志を持っていたんじゃないのかい？無謀とも言えるような夢を、持っていたんじゃないのかい？

よしんば、そんなものを抱かなかったとしても。もう少し、未来に希望を持っていたはずなんだ。

今のあなたはどうやら、自分を過小評価しすぎてる。結果にこだわり過ぎて、今を楽しむことを忘れちまってる。

さあ、何の足しにもならないソロバン勘定なんてやめて。かつて夢見たあなたの姿を、もう一度、思い出そう。あの純粋だった頃に帰ろう。

むろんさ。夢見たからといって、そいつが現実になるとは限らない。だが、いいかい？志を抱いたことしか、夢みたことしか、絶対に現実化しないのも事実なんだ。

まずは、結果よりも、夢見ることを楽しむこと。そいつが叶おうが叶うまいが、今できることに、ワクワク集中することさ。
(Sagittarius)

❷心深くにある不安に気づいてレスキューするとき

今から少しばかり、手厳しいことを言うぜ？
どうやらあなたは人と接するとき、自分をより大きく、より優秀に、少しばかり脚色してしまう癖があるようなんだ。

そう言われて、モヤッとしたかい？だが、モヤッとしたってことは、少しは心当たりがあるってことだよな。

なあ、相棒。ちょっと腹を割って話そうじゃないか。僕は思うんだがさ。あなたが、自分をおっきく見せようとするには、それ相応の理由がある。

深く深くあなたのハートを感じてみると、やっぱりそこには痛みの感情が存在するんだ。つまりさ。そうせずにはおれないほどに、あなたの心の奥には「恐れ」があるってこと。
「大きく見せなきゃ、すごい人に見せなきゃ、誰もわたしに興味なんて持たない」「人より優秀でなきゃ、わたしの存在価値はない」そんな「恐れ」がね。

知っているとも。そう思わずにはおれないほどに過酷な日々を、あなたはこれまで過ごしてきた。「自分をすごい人に見せなきゃ、生きることが危うい」と感じるほどに、厳しい日常を生きてきたんだ。そんなにも自分を追い込んで頑張ってきたあなたを、僕はこの腕で抱きしめたいよ。

だが願わくば、このねぎらいを、あなた自身が自らやって欲しいんだな。だってこの短い腕じゃ、とてもあなたの背中まで回らない。あ、ちょっと笑ってくれたかな？

さあ、せっかくここまでやってきたんだ。自分で自分に寄り添ってあげる、その一歩を踏み出そう。僕の友達、モクちゃんがさ。「世界一簡単な感情への寄り添い方」を教えてくれている。こいつをぜひ、参考にしておくれ。

「寄り添ってみる」▼
http://moccuma.net/mokusei_blog/2022-06-11/

いいかい？僕はいつだってあなたの見方。どうか、そいつを忘れないでくれよな。
(Sagittarius)