愚痴る人・悪口を言う人

アドバイスは２つだ。❶と❷どっちに当てはまるか、読んで決めてくれよな！

❶自分に、嘆くことをゆるす

誰かさんのグチをたまらなく苦痛に感じたり。幾度も聞かされウンザリしたら。

あなたはどうやら、自分自身の弱さをゆるさないで「常に前向きであれ！」と、力み過ぎているようだ。さあ、今こそ、誰もいない場所で、しっかりと「愚痴ばかり言うアイツ」の悪口を言うことだ。

「え！悪口なんていけないことでしょ？！」

と思ったかもしれない。だが、すごーく大事なことなんだ。相手に対する怒りを、遠慮しないで洗いざらい言ってみる。その人に向かってじゃないぜ？誰もいない、一人の空間でやってみる。こいつが大切。

「環境ばかりのせいにするな！自分の問題と考えて、自分で解決しろ！」「人をはけ口にしてないで、自分に向き合え！バカ！」

なんてね。とにかく明確に、何に怒っているかを口にすること。感情的な言葉も、気持ちに任せて発してしまえばいい。もちろん、この続きがあって、そいつがとくに重要だ。（最後には必ずスッキリするから、どうかボロカスに言うだけで、やめないでくれよ！）

別名「ゆるしのワーク」を、友達のモクちゃんが分かりやすく教えてるから、ぜひ参考にしてくれたまえ。このワークの前と後じゃ、まるで違う自分になっているはず。

「ゆるしのワーク」をやってみる。(動画13分ほど)▼https://youtu.be/rSttT3S9n-8

さあ、誰かさんをゆるせたら。自分自身に、嘆くこと、泣くことを、グチることを、存分にゆるしてあげよう。どうやらまだ、あなたの中には、あなた自身に聞いてもらえていない古い痛みの感情が、いくつか、あるようだぜ？

❷NOを言う。他人との間に境界線を引く。

❶を読んで「相手にそこまでムカついてないけどなあ…」と、ポカンとしたら。どうやら、あなたの中で、アイテム「内なるおばちゃん」が、過剰に発動しているようだ。つまり、あなたは、誰もに寛大になり過ぎてしまっているってこと。

あなたはそろそろ、自分と他人の間に「これ以上は踏み込まないで欲しい」と言った、明確な線を引くタイミングだ。あるいは、ハッキリと「好き、嫌い」「心地よい、悪い」を伝えて、NOを明確に意思表示するときだ。

優しいあなたは「そんなにハッキリと明言しなくとも…」と思ったかもしれない。けれど、よく耳を澄ましてごらん。あなたの身体と心は、小さく悲鳴をあげていないかい？

グチっぽい誰かさんの話を聞き続けていた左耳だけ、なんだか調子が悪いとか。その人と会う前は、重苦しい気分になる、とか。たとえばそんな風に。そんな身体と心のメッセージを聞き逃さず、NOをハッキリと伝えること。

もう一つ！重要なのはここからだ。「境界線を引く相手」「NOをハッキリと伝える相手」とは、何もグチっぽい誰かさん、その人だけに留まらない。

あなたときたら、日々の生活の中で誰に対しても、自分の希望を押し殺してしまっているだろう？

家族や恋人、仕事仲間や友達に、日頃からしっかりと「好き、嫌い」「心地よい、悪い」を伝えよう。かけてもいいぜ？そうした意志表示を、いつもマメにしていれば、グチっぽい誰かさんに悩まされることも、なくなっていくはずだ。