HSP

❶と❷、両方の可能性もある。ハートに手を当てて、どちらがあなたに必要なテーマか、じっくりと感じてみてくれ。

❶「この世界をシャットダウンする」という恐れの前提に気づく。

あなたは過去、あるいは他世のどこかで、「この世界をシャットダウンする」と、強く意図したようなんだ。

ストレスフルな学校生活に耐えきれなかったとか。ブラック企業と気づかず、休むこともままならず働いたとか。誰にも言えないセクシャリティのテーマに苦しんで、この世界の「一般常識」にいきどおった、とか。そんな、この世的な体験の可能性もある。

また、もっと大昔に、別の人生を歩む中、家庭に、社会に、この世界に、どうしようもなく絶望した経験を持ったかもしれない。

その結果あなたは、「わたしの目の前に広がるこの世界を、締め出さなければ、生き伸びることはできない」と、強い「恐れの前提」をにぎってしまった。

それほどまでに、あなたは深く傷ついたし、どうしようもないくらい苦労したんだ。そんな自分自身の古い痛みに気がついて、当時の自分自身を抱きしめ、いたわってあげるタイミングだ。

ぜひ、この記事を読んで思い当たるフシがあったなら、痛みの感情に寄り添い、身を守るために無意識に作った「恐れの前提」に気づいて、開放してほしい。

その助けになりそうな記事を貼っておく。僕が信頼する友達のモクちゃんが書いたものだ。よかったら、目を通してくれたまえ。

「恐れの前提」ってなに？▼
http://moccuma.net/mokusei_blog/2022-04-15/
「恐れの前提」を見つけて、感情に寄り添う方法▼
http://moccuma.net/mokusei_blog/2022-07-09/

❷罪の意識、責任感を手放す

❶のテーマとよく似ているが、❶は「世界への怒り」が、❷は「自分への責め」がベースにあるんだな。

あなたは、今世、あるいは他世での体験から、深く後悔し、自分を責め続けているようなんだ。そのため「世界の問題を、すべてわたしが引き受けなければ…」と言う、強い責任感にかられちまっている。無意識にね。

どうだろう？日ごろから「家族のために」「仲間のために」「困っている人のために」と、身を粉にして働いていないかい？こと、子どものこととなると、まるで我がことのように痛みを共有し、心配し過ぎてはいないかい？そんな風に、極端な他者への思い入れが、あなたの中に存在していない？

幸いなことにさ。僕の友、モクちゃんが「ゆるしのワーク」と言う、なかなか使えるセルフワークを、YouTube動画で出している。

こいつは「ゆるせない誰かさん」がいた時にやるワークだが、「自分のここがゆるせない」と思ったなら、対象を自分に置き換えてやってみることもできるんだ。きっと、あなたの役に立つ。ぜひ、試してみてくれたまえ。

「ゆるしのワーク」をやってみる(13分ほどの動画)▼https://youtu.be/rSttT3S9n-8