肩こり・肩のトラブル

●責任感にしばられないで

あなたはどうやら「立場上、ここまでは責任がある」とか「今、辞めたらあの人達に申し訳ない」とか「言ったからにはやらなきゃ」とか、強い責任感にがんじがらめになっているようだ。

いいかい？
責任を持つのはいいが、責任感にしばられるのは、つまらないことさ。これが世の中を楽しく生きるコツ。そして、あなたに関わる人達が、幸せでいられるコツなんだ。

例えばさ。
あなたが会社の社長さんで、事業がもう立ち行かなくなっているのに。「責任感」から倒産を選択しないで、いつまでも頑張り続ける。「社員とその家族のため、わたしには責任がある」そんな思いでね。

だが、考えてもみたまえ。もしあなたが、その責任感をもっと早くに手放し、1年前に会社をクローズトしていたら。社員たちは新しい会社や新しい可能性に、もっと早く羽ばたけたかもしれないんだぜ？

言っとくが、あなたが専業主婦のお母さんだって同じ。

子どもにはちゃんと無農薬のお野菜でご飯。インスタントは絶対ダメ！YouTubeやゲームは、せめて７才を過ぎてから…。子どものために、これくらいするのは母の責任！

ところがどっこい、この責任感が、あなたを馬車馬のように働かせ、イライラしたり、旦那さんやお義母さんとのケンカを引き寄せる。そっちのが、子どもはよっぽどストレスさ。

それくらいなら、たまにはインスタントを、子どもと二人で笑って食べたり。時にはアイパッドを渡して、自分はぐうぐうとお昼寝したり。そうやって、あなた自身が、自分の時間を確保し、責任の重しを外してあげたなら。リラックス感が伝わって、子どもはよほどハッピーなんだ。

いいかい？世の中は、すべてそう。
責任を果たそうと頑張る人は「わたしがここまでやっているのに…」と、無意識にうっぷんをためる。だからずっとイライラ。責任もって動こうとしない誰かさんへ無言の圧力をかけ、その圧に耐えかねた人も、我慢して責任を果たそうとする。

この責任感のおしくらまんじゅうから、いち早く抜けることが、実は皆の幸せなんだ。

まずはそいつをあなたが選択する。責任感なんて不毛な動機をさっさと手放し、自分を、そこに関わるすべての人達を自由にしてやる。そんな時期。